OSHOGATSUと私



新年あけましておめでとうございます。
ほんとうに来るなんて思ってもみませんでしたが、2020年ですね。驚き。

1991年に生まれた私は今年29歳になります。

そんな2020年のお正月は、人生で初めてひとり、大都会Tokyoで過ごしています。
ひたすらにお芝居に明け暮れるお正月です。

ここ一年で自分のお芝居への向き合い方が少しずつ変わってきているのを感じていて、それは意識的にも、無意識的にもなのですが…そんな折に出会った今回のお話。

ざっくりとあらすじを説明すると、急逝した母の葬儀のために久しぶりに集まった三姉妹のお話です。
超ざっくり。笑

私は元々お芝居をしているときの心の状態と、普段のそれをきっぱりと分けられるタイプだったはずなのですが、今回はそれが少しばかりうまくいきません。

毎日毎日当たり前にいると思っていた大切な人を失う、という心の状態を疑似体験しているため、''疑似''であるはずの心の穴が少しずつ、

あれ?ほんとうにあいてない?

となってきているのを感じています。
役者というのは心を扱う仕事だ、と昔誰かが言っていたのを今になって実感している形です。
役者人生16年目にして今。
えらく時間がかかったものです。笑

普段から、大切な人こそ大切にしようという心構えを持っているつもりではいるのですが、それでも今の私はまだまだそれが足りていないのではないか、とまだこれからでも遅くはないことに対して、''後悔''したり、シンプルに心細いなと感じたり、そんなちぐはぐな毎日を過ごしています。

慌ただしく毎日を過ごしているだけでは、こんな風に立ち止まって考えることなどなかなかできないものなので、慌ただしい中に立ち止まれる今を存分に満喫(?)しようと思います。

明日は最終稽古。がんばろう。

また明日。


あ、舞台観に来てね。
とてもとても好きな作品になりそうです。

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藤村聖子

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