私には、色んな人からの「言葉」を
覚えておく癖があります。
そしてそれによって今ここにいます。
本当は自分の中から芽生える想いでなくては
いけないのかもしれないけれど
私は違います。
どうにも忘れられない言葉がたくさんあって、
あたたかい言葉や
優しい言葉もたくさん覚えているけれど
やっぱり、
悲しい言葉や
痛い言葉の方が私の中に根付いていて、
これらはこれまでの人生でたくさん受け取ったし
与えてしまったなあと思います。
本当は嫌です、こんなの。
ずっとハッピーでいたいし
悲しい言葉なんて全部忘れたいし
優しい言葉の中だけで生きたいし。
だけど私にはそれはできない。
でも、だから、
このお仕事を続けていて、
文字を書くのが
お話しをするのが好きで、
お友達は大切にしたくて、
できるだけ笑っていたくて、
自分の人生の選択を自分でした上で
今こうしてここにいるのです。
人と生きる上で不便することが多くても
言葉への、執着にも似たこだわりは
やっぱり捨てられません。
ただ、そんな中でも
心の最奥で
とても柔らかな温度で私を支えているのが、
中学生の時の担任の先生が言っていた
「人は幸せになるために生きる」
という言葉です。
たまにこの言葉を口に出して
そうだ、私は幸せになりたいんだ
と確認をします。
今の私の幸せは、
やりたいことがある、ということです。
もう27歳だけど
まだ27歳で
夢も希望もそれなりにあることが幸せです。
劇団藤村聖子を始めてから
大変なことも多いけれど
幾分か生きやすくなりました。
居場所ができたようなきもちです。
よく人に
自分で公演を打っています、と言うと
それをやろうとすることがすごい、
と言ってもらうけれど、
それはすごく嬉しいけれど、
私はそんな風には思わなくて
やっぱり成功しなければ意味がない
と思っているし
何より成功したいと思っています。
でも確かに、
何もやらないよりは
何かをしようと一歩を踏み出す方が
そこにたどり着く可能性があるのだ、
という本当にわずかな違いに賭けて
実体のないものをひたすらに信じて
勘違いかもしれないものを見据えて
これだと思う道を
突き進んでいるところもあります。
要は、バカです。
でもバカは強いんです、
と信じたいんです。
だから、がんばります。
回り道したけれど
今日はそれだけが言いたかった。
また明日。
藤村聖子
お芝居やってます。 twitter→@shoko_fujimura_ instagram→shoko_fujimura
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