とても悔しいことがあったので


普段ならこんなことはできるだけ
胸の内に留めるようにしているし、
ましてや公の場で、
皆様の目に留まる形で訴えることなどしないのですが、
あまりにも、あまりにも納得がいかないので、
その気持ちを忘れないためにも
想いだけをそっとしたためます。

私が初めて作品の作り手となったのは、
まだ去年のことです。
それから数本の脚本を書き、
上演できたものもあれば、
未だできていないものもあります。

「演出家」や「作家」と呼ぶにはまだまだ未熟で、
どちらかと言うと胸を張ってそれらを名乗るために、
今を懸命に過ごしている、といった認識でいます。

それでも私には、わざわざ足を運び、
お金を払って観て下さるお客様への「責任」があると自覚しています。

作品自体は未熟かもしれない。
でも、だからこそ、今の私にできることは、
作品作りに全力を注ぎ、諦めずに、
全身全霊で作品と向き合うことだと考えています。

これは、お客様と私の一種の「約束」だと思っているからです。

その約束は、他の誰にも破る権利はないし、
そういった想いを持って生み出す作品や、
その過程を馬鹿にすることなど、
他の誰にも、
私にすらも許されないことだと考えています。

作品を批判されたり、
厳しい意見をいただくことは当たり前のことで、
もちろん、それに関しては真摯に受け止めます。

けれど、そういったところではないところで、
想いを持って作る作品を軽く扱われることは
受け入れがたいことです。

だから、私は今、すごく怒っています。
怒っているのだな、の確認のために
これを書いています。

こんな想いを書いたところで、
何になるのかと言われればそれはわかりません。

ただ、私はこれからも、
誰になんと言われようとも、
どんな酷い人に出会おうとも、
お客様との約束を守るために、
真っ直ぐに作品を作りたいと考えています。

なめんなよ、クソが。

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藤村聖子

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