なんの保証もないものや
目に見えないなにかを信じるというのは
とてもとても怖くて
いいのかな
これで合っているのかなと
毎回毎回不安になります。
でも信じなくてはなにも始まらなくて
いつまで経ってもひとりで
空虚な心がどんどん膨れ上がって
息苦しくなります。
たとえば自分の信じた結果じゃなかったとして
何度もそれを繰り返してしまったとして
ああまただ
もうなにも信じられない
とその瞬間は思っていても
気がついたらまた自分や誰かやなにかを
一生懸命に信じようとする自分に気がつきます。
もうちょっと疑り深くなった方がいいとか
そのうち痛い目を見てしまうよとか
言われたってやっぱり
一旦はそのなにかを信じてしまうし
それで悲惨な結果になったとしても
信じた自分を褒めてあげようと
そういう風に思うようにしています。
私の人生の話をすると
正直なところ
信じて失敗をする
ということの方が
これまでは多かったかもしれません。
けれど
信じなければ生まれなかったものも
やっぱり沢山あって
それらは今の私にとって
ほんとうにほんとうにかけがえのないもので
自信にもつながっています。
だから
自分自身や
大切な誰かや
今起ころうとしている沢山のことを
信じることができる
というのは
とても誇らしいことなのだと
私は思います。
なにかを信じられなくなる
そんなときもあるけれど
これだけは信じられる
というものに目をやって
それを自信にして
また前を向けばいいのだと思います。
少々傷ついたって
大抵のことは
終わってみれば全部大丈夫になるから。
また明日。
藤村聖子
お芝居やってます。 twitter→@shoko_fujimura_ instagram→shoko_fujimura
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