木曜の夜だというのに
とんでもないものを観てしまって
興奮冷めやらぬというか
ブロークンな心を抱えているというか
複雑なきもちです。
友達のちゃんまり
福永マリカちゃんが主演の舞台
「焔の命」
観てきました。
ツイッターには書ききれませんでした。
生きづらいけど頑張って生きるとか
そういうレベルを超えた
''あまりにも生きづらいから生きられません''
という頭をとても硬い物の
しかもその角で殴られたような
衝撃的なお話でした。
ほんとうに難しいことなのに
みんな当たり前みたいに生きていて
それってとても尊いことなのだと知りました。
''道を踏みはずす''なんてよく言うけれど
ほんとうは踏み外した道も踏み外さない道も
同じ線の上なのだと思うと
凄く凄く怖くなりました。
そしてそれを演じる福永マリカが
その役としてなのか
人物としてなのか
背負っているものが強大で
パンッと弾けていなくなってしまいそうでした。
彼女のその脆さが
強さが
私は好きだ
と思いました。
私たちのような
「役者」という生き物の話でしたが
そんなのは全然関係なくて
誰のそばにでもある話だけど
あってはいけない話だと思いました。
13日日曜日まで
恵比寿エコー劇場にて上演されています。
最後に1つ。
終演後のご挨拶で
もっと気の利いたことを言える人になりたいです。
「身体に気をつけてね」
我ながらなんだそれは。
また明日。
写真はいつかのちゃんまりです。
藤村聖子
お芝居やってます。 twitter→@shoko_fujimura_ instagram→shoko_fujimura
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