原点に戻るとそこにはキラキラしたものだけがありました



想いが溢れてうまく言葉にできなさそうですが
やってみます。

島根県浜田市の旧後野小学校にて行われた
映画「天然コケッコー」の上映会に
ご招待いただきました。

11年ぶりに
このタイミングで
天コケのあっちゃんとして
ここに戻って来られたことに
意味とご縁をものすごく感じました。

''あっちゃん本当に大きくなったね''
と街の色んな方に声をかけていただき
私は沢山の方に見守られて大人になったのだと
なんとも言えない喜びを感じました。

そして東京に戻る機内の中
くるりを聴き
信じられないぐらい号泣しながら
ひとりこの文章を書いています。笑

悲しいとか寂しいとか
そういう気持ちとは違う
あたたかいんだけど
なぜか胸をぎゅっと締め付けられる
そんな厄介な気持ちを抱えて今ここにいます。

この11年色んなことがありました。
あの頃は想像もしていなかったような
''大人''に私はなっているかもしれません。

だけど私にはずっとこの映画がありました。

どの時点で振り返っても
このお仕事を始めた頃の気持ちを
きちっと思い出させてくれる作品があることに
大きな幸せと安心感を覚えます。

東京に戻っても頑張ろう。
まだまだ頑張れそう。
今の私はきっと無敵です。笑

写真は「天然コケッコー」の脚本を書かれた
渡辺あやさんと。

あやさんとお話しすると
いつも心が洗われたような気持ちになります。
思いがポツポツと自然にこぼれてきて
奥の方の私がひょこっと顔を出します。
夏布団みたいな心地よさだと
勝手に思っています。笑
ゆるやかで滑らかであたたかで
とても幸せな時間でした。

この会を実現して下さり
私を東京から迎え入れて下さった
主催者の佐々木さん
あやさん
携わって下さったスタッフの皆様
上映を観にいらして下さった皆々様
本当にありがとうございました。

またお会いできますように。
どこかで繋がっていられますように。

また明日。

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藤村聖子

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